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司書のおすすめ本(岐阜の本)

平成28(2016)年

  • 『元屋敷窯発掘史−美濃桃山陶の再発見と古窯跡発掘ブームの中で−』
    (土岐市文化振興事業団編 土岐市美濃陶磁歴史館刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3

    昨年土岐市で開催されていた展覧会の図録。桃山陶の調査・収集を行った高木康一、小川栄一の視点を中心として、荒川豊蔵による再発見、桃山陶の復興、古窯発掘ブームに至る歴史を振り返る。

  • 『川辺学研究 創刊号』
    (杉山洋・横田穣編 川辺学研究会刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3

    加茂郡川辺町の歴史に関わる人々が集まり、平成25年に発足した「川辺学研究会」。月1回のペースで開催された研究会の資料をまとめた本著では、神社仏閣等の調査、納古山入会論争などの郷土史から、川辺ダム湖の魚や、平成25年にオープンしたギャラリーのことなど、内容は多岐にわたる。

  • 『「いび三町民の集い」記録集』
    (いび三町民の集い実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3

    平成27年10月に開催された第39回全国育樹祭の応援行事として「いび三町民の集い」が9月に開催された。本書は揖斐の森づくり、天皇・皇太子殿下行啓の意義について二人の専門家が行った講演録と、全国育樹祭の資料を掲載。

  • 『山間過疎地域における地域保健活動 東白川村と共にあゆむ保健師たち』
    (宮田延子著 みらい刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2

    「保健師」とは地域、学校などの集団を対象に公衆衛生や社会福祉のための指導、支援を行う専門職である。本著は生まれ育った東白川村で保健師として活動した著者の40年間にわたる調査活動の研究報告。山間部における高齢化過疎地域で高齢者が最期まで安心して暮らせる地域はどうあればよいのか、そのための保健師の役割とは何かを論じている。

  • 『復刻合本集 いびがわ文化財』
    (揖斐川町文化財保護協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2

    昭和63年度発行の17号から平成26年度発行の43号を復刻合本。春日局、稲葉一鉄などの人物や横蔵街道、八王子神社などの史跡、古謡「おばば唄」など様々な揖斐川町の歴史と文化を知ることができる。

  • 『いわむら郷土読本 総括編』
    (いわむら郷土読本編集委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2

    「老いて学べば即ち死して朽ちず」という気概で「歴史掘りおこし」が行われ、「岩村藩を恭順に導いた立役者の憂憤」、「三好学の『授業日誌』」、「飛ばないカーチス複葉機の見聞記真相」など、既刊の岩村町史を補う先人の姿や出来事が多面的に浮き彫りにされていて興味深い。

  • 『平成27年度 さまざまな「宝」が輝くまち笠松―自然.文化.歴史…―』
    (笠松力検定委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2

    町制120年の節目であった平成21年度から町の魅力を再発見し、郷土を愛する心を深める目的で笠松の自然・文化等について検定が行われている。この冊子は笠松町のガイドと検定テキストとして作成され、巻末には前年度の検定問題が記載されている。

  • 『岐阜県高等学校文化連盟誌 平成22年〜平成26年』
    (岐阜県高等学校文化連盟編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1

    岐阜県高等学校文化連盟の設立35周年を記念した本書。演劇や合唱、吟詠剣詩舞や民俗芸能など17部会の30周年以降の5年間の活動を掲載。全国総合文化祭への出場やぎふ清流国体での活躍、全国大会など、さまざまな分野で輝く高校生を知ることができる。

  • 『郷土史「小島の郷」』
    (杉崎区郷土史編纂委員会編 杉崎区刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1

    飛騨市古川町杉崎はかつては飛騨国吉城郡小島郷杉崎村という地名であった。縄文土器や石器が発掘され、古くから人々の息づく土地であった杉崎区を後世に伝えるべくまとめられた郷土史。歴史や建造物、年中行事や屋号なども掲載されており、読み応えがある。

  • 『古地図で楽しむ岐阜』
    (美濃飛騨古地図同攷会編・風媒社刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1

    岐阜と加納、ふたつの城下町が連接した岐阜市、城下町・宿場町・湊町の重層構造をもつ大垣市など、県内の特徴的な都市について多彩な古地図や鳥瞰図などをもとに解説。平成27年10月に亡くなった輪中研究の第一人者・伊藤安男氏が監修し、県内の地理学に造詣の深い16人の筆者が執筆したもの。

  • 『1/100 The One-hundredth』
    (棚橋弘至著・扶桑社刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1

    大垣市出身のプロレスラーで「100年に一人の逸材」とのニックネームで知られる棚橋弘至の初フォトブック。写真集やインタビュー、対談記事、「逸材書店 もしも棚橋弘至が書店員だったら」「迷言大賞」などファン注目のコンテンツを収録している。

平成27(2015)年

  • 『戦争体験の記録』
    (郡上市遺族会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12

    戦後70年、そして郡上市(前郡上郡)遺族会設立50年の節目に出版された本著。満州開拓団、救護看護婦、義勇隊として戦時下を生きた三名の体験記や、『写真で見る郡上百年』(有代和夫編著・郷土出版社刊。当館所蔵有)から転載した戦時下の郡上や満蒙開拓の写真などを掲載。

  • 『阿修羅のまなこ』
    (赤堀照子著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12

    岐阜市に生まれ、「平凡であることが当たり前のように暮らしてきた、本当に平凡な主婦」である著者を襲った、息子の交通事故という出来事。入院、手術、退院、その後の生活・・・不安がつのる毎日の中、書くことが精神を穏やかに導いてくれたという著者が記す日々の思いと、歌をまとめた書。

  • 『地域アイデンティティを鍛える観光・物流・防災』
    (畦地真太郎ほか編著・成文堂刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12

    朝日大学産業情報研究所のプロジェクト『地域と観光の未来』での研究を元に著された論考。大学のある瑞穂市などを事例として、「地域を知り、誇りを持ち、価値を信じる」地尊心の役割や観光立国・観光政策の課題、災害対策などを考える。

  • 『熊谷守一つけち記念館所蔵作品画集』
    (池田良平ほか編・熊谷守一つけち記念館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12

    熊谷守一の故郷である中津川市付知町に平成27年9月に開館した記念館が所蔵する主な作品を掲載した図録。記念館のコレクションの中核となっている小南左年館長の収集作品をすべて収録しており、平成28年3月まで開催の開館記念展で展示されないものも含まれている。

  • 『続々京まち歴史散歩写真集 明治・大正・昭和(20年まで)』
    (高木為一郎編 京まちづくりの会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11

    『京まちの歴史(資料編)』『京まち歴史散歩』『続京まち歴史散歩』(全て当館所蔵)に続く、3年計画による記念誌発行事業の集大成となる本書。建物や祭り、日常生活の道具などの写真のほかに収入や物価などの生活指標、時代ごとのお金の価値、年表が記されている。

  • 『長良川おんぱく2015公式ガイドブック』
    (長良川温泉泊覧会実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11

    平成27年9月27日から11月15日の期間に開催される「長良川おんぱく」。本書では「長良川おんぱく」で企画された180のイベントについて紹介している。食、アート、自然、伝統、健康など様々な視点で長良川流域地域を楽しむことができる。

  • 『岐阜県ふるさと散歩 第一集』
    (岐阜県小中学校長会編 岐阜県小中学校長会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11

    岐阜県小中学校長会が、『夏の友』など長年の出版活動を通じて得た岐阜県の歴史や自然の情報を選りすぐり、子どもや保護者向けに県内各地を紹介している。ふるさと岐阜県のよさを感じ取られることを願って、多くの教職員がかかわっている。

  • 『庶民が描く暮らしの記憶 ふるさとを共有する「現代絵農書」』
    (清水ゆかり著 丸善プラネット株式会社刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11

    時代の変化によって失われた日常の暮らしを地域の人々が世代を超えて共有しようと試みる記憶画に焦点を絞り、地域の人々の誇りや内発性に支えられた文化の創造・継承活動の重要性を訴え、庶民のための歴史叙述の新たな方法に光をあてている。

  • 『日韓近代美術家のまなざし−『朝鮮』で描く』
    (坂井編集企画事務所編・岐阜県美術館[ほか]刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10

    県美術館で平成27年7〜8月に開催されていた展覧会の図録。作品の写真・解説だけでなく、日韓の美術交流史や、両国の美術家が近代の激動の中、それぞれどのような課題・問題意識をもって表現活動を行ったかが、語られている。ハングル対訳付き。

  • 『夢物語 現代語訳』
    (日下部正良訳・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10

    江戸時代中期に飛騨全体を巻き込み二十年にわたって続いた百姓一揆「大原騒動」。飛騨の歴史の中でも特筆すべき事件の顛末を、主に農民側から書き記した回顧録が本書である。『夢物語−飛州大原騒動回想録−』(大野政雄校訂)として昭和49年に翻刻されていたものを、訳者が新たに現代語訳した。

  • 『せきがはら人間村のひとびと』
    (せきがはら人間村財団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10

    昭和41年創業の関ケ原製作所では「限りなく人間ひろばを求めて」という基本理念のもとに「人づくり」の経営実践を行っている。能力開発大会や技能競技大会の開催、ミュージアムやギャラリーの設置、地域社会に奉仕する場としてのイベント、海外研修など様々な実践を紹介。

  • 『緩和ケア病棟15周年を迎えて −さらなる躍進を願って−』
    (岐阜中央病院編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10

    岐阜中央病院緩和ケア病棟は岐阜県初の緩和ケア病棟として開設された。本書は医療従事者、遺族、ボランティアなどの手記をまとめた記念誌である。残された日々をどのように生きたか、その人らしく生きるためのサポート、エンゼルケアなど、それぞれの熱い思いが記されている。

  • 『ランドスケープ遺産百選 中部編T』
    (日本造園学会中部支部編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9

    人間がデザインしたり景観に手を入れた空間と、もとからそこにあった自然景観が密接な関係を保っている空間をランドスケープ遺産として選定し、造園界が果たしてきた社会的役割を伝える一冊。虎渓山永保寺庭園や江馬氏館公園跡など、中部地方の特色ある緑の空間を各県ごとに紹介している。

  • 『運転免許統計 2015』
    (岐阜県警察本部交通部運転免許課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9

    「車社会」といわれることの多い岐阜県。岐阜県民の1.43人に1人が何らかの運転免許を保有している。本書は免許保有者数に関する統計や免許試験に関する統計など運転免許に関する様々な統計が掲載されている。当館では1978年発行分より所蔵。

  • 『濃尾震災紀念堂 歴史を繋ぐひとびと』
    (羽賀祥二・濃尾震災紀念堂保存機構編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9

    濃尾震災紀念堂は、明治26(1893)年に衆議院議員の天野若圓の主導によって岐阜市に建立され、以降人々が集い犠牲者を供養する法要が執り行われてきた。本書は関係者によって守られてきた貴重な資料や建物の記録集。

  • 『福祉サービス基礎』
    (岐阜県教育委員会特別支援教育課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9

    『ビルクリーニング基礎』『喫茶サービス基礎』に続く3冊目の特別支援学校作業マニュアル。近年、特別支援学校を卒業後、高齢者福祉施設に就職する生徒が増えているという。本書は介護職の心構えや身だしなみ、コミュニケーションのとり方や福祉用具の使い方、食事や歩行などの介護方法が丁寧に説明されている。

  • 『土岐のあかり 郷土を支えた人たち』
    (土岐のあかり編集委員会編 土岐市教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8

    土岐市にゆかりのある古今の人物を小中学生向けに紹介したもの。初代土岐市長・二宮安徳をはじめ、日本初の女性病院長になった丸茂むね、近代窯業の先駆者・熊谷鉄蔵など、幅広い分野の人物の事跡が収録されている。市制60周年を記念して刊行。

  • 『認知症−ともに生きる−』
    (伊藤恭子執筆編集 内藤記念くすり博物館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8

    認知症について、症状や治療法、予防のポイント、介護問題や社会での取り組みなどを解説している。近代以前に老人医療を論じた「啓迪集」や江戸期の医書にみる「健忘」など、歴史的な観点から取り上げているのも「博物館」らしく、興味深い。

  • 『ひだびとは何を食べてきたか 「ハレ・ケ」覚書ノート』
    (菱村文夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8

    飛騨地方の年中行事、農耕儀礼や冠婚葬祭における「ハレの日のご馳走」と、日常における「ケの食」についてまとめられた書。食材だけでなく、調理法や保存法、民間療法なども記されている。著者の母が記した、実家と嫁ぎ先での「年中行事献立帳」も掲載され、飛騨の人々の食文化を窺い知ることができる。

  • 『岐阜市の注目すべき生きものたち 岐阜市版レッドリスト・ブルーリスト2015』
    (岐阜市自然共生部自然環境課編 岐阜市刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8

    今回本書に掲載された、岐阜市で絶滅の恐れのある野生生物は465種、外来生物は285種。自然環境の変化は岐阜市で生息してきた生物に大きな影響をもたらしている。

  • 『伊吹山を知るやさしい地学の本』
    (阿部勇治監修 伊吹山ネイチャーネットワーク編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7

    火山ではない標高1377mの伊吹山について、その生い立ちとそれを物語る地質構造や化石、その山麓の地形や湧水、石灰岩採掘など、地学の観点で多岐にわたり解説してある。この本を手に伊吹山に臨めば、その親しみ方が変わることであろう。

  • 『三郷町の史跡を訪ねて 石造物・寺社編』
    (三郷町郷土史歴史研究会編 三郷町づくり委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7

    市町村単位で教育委員会や文化団体等が中心になり、石造物関連の本が出版されている。本書は旧・三郷町地区(現・恵那市)の民衆の祈りの対象であった石造物などを貴重な文化財として記録や地図に残し、地域の人々が身近な史実に触れられるよう工夫した編集となっている。

  • 『月岡画帖』
    (大垣市文化財保護協会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7

    江戸時代から三百年以上続く大垣祭は平成27年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された。本書は大垣藩士であった月岡一侃斎が幕末を思い出しつつ明治期に描いた画帖を紹介している。大黒ヤマや鯰ヤマなど、様々なヤマとともに神輿、獅々頭、甲冑武者などが描かれ、当時の祭り行列の様子がよくわかる。

  • 『久瀬の学校 閉校記念誌』
    (久瀬の学校編集委員会編 揖斐川町教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7

    児童生徒数の減少により、学校は統合の時代から閉校の時代へと変化している。揖斐川町の久瀬小学校、久瀬中学校は平成26年3月に閉校した。本書ではかつて久瀬にあった学校の歴史や、あらゆる年代の卒業生の思い出が掲載されている。

  • 『美濃国池田郡八幡村 竹中家文書目録 その1』
    (岐阜大学地域科学部地域資料・情報センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6

    岐阜大学地域科学部地域資料・情報センターが所蔵している竹中家文書の目録である。竹中家は、池田郡八幡村(現・揖斐郡池田町)で寛保年間から代々庄屋を世襲して村政を担ってきた。18世紀後半から19世紀の地域社会を知るための貴重な史料群である。

  • 『おいしい東濃BOOKグルメ編・たび編』
    (東濃西部広域行政事務組合編・著)掲載:『岐阜新聞』2015.6

    右開きではたび編、左開きではグルメ編と、1冊で2度楽しめる多治見市、土岐市、瑞浪市のガイドブック。グルメ編ではご当地グルメ、地元の人たちへのアンケートをもとに選出したおすすめのお店、お土産にも最適な逸品・名品を紹介。

  • 『サイエンスリサーチU 平成26年度課題研究』
    (恵那高等学校編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6

    文科省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている恵那高校の1年間の研究成果がまとめられたレポート集。ロケット甲子園を目指した本格的なロケット製作や地域の川の水質研究など、生徒の興味・能力に応じたさまざまな成果を見ることができる。

  • 『つながるアート 平成25-26年度 岐阜県美術館教育普及事業報告』
    (岐阜県美術館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6

    小・中・高校の児童生徒に対して県美術館が実施した、「美術館ならでは」の鑑賞プログラムやワークショップの記録集。「出かける」「迎える」「広げる」をキーワードに、ぎふチャンや県図書館とのコラボ企画やSNSの活用など、既存の「美術館」イメージにはない試みが目を引く。

  • 『少年まあやん 国民学校の頃の思い出』
    (山浦正男著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5

    国民学校は太平洋戦争をはさむ1941年4月から1947年3月まで存続した。本書には当時を思い起こして、日々の暮らしや通知表などの学校の様子が綴られている。低学年児童の純朴さだけでなく、戦争当時の暮らしの一端を担う働き手としての少国民の健気さや家族の暮らしぶりも伝わってくる。

  • 『緑輝く楽園 虫たちと出会えるところVOL.1』
    (松尾登貴雄写真・文 名和昆虫博物館昆虫楽会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5

    湿原に棲む妖精ハッチョウトンボ、雑木林の帝王オオムラサキ、草むらのハンター・カマキリの仲間、これら昆虫の生態について息詰まる一瞬をとらえた美しい写真で紹介している。巻末には33年間にわたる撮影データと使用機材が記載してある。

  • 『やまがた旅図鑑』
    (山県市山里再生委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5

    山県市北部エリアの魅力ある人と地域のつながりを紹介する小冊子。特集「やまがたのつなぎかた」では、「@連柿のある風景」「A次世代につなぐ山と自然」として連柿、柿むきカンナ、柿渋など、伊自良地区の柿に携わってきた人々や自然観察指導員を紹介。山県の文化や魅力、未来への思いが語られている。

  • 『はがき版画コンクール特選作品集』
    (岐阜県小中学校長会編・岐阜県校長会館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5

    第50回を迎えたはがき版画コンクール。応募総数1,293点の中から特選として選ばれた13点の作品を掲載。紙版画、木版画それぞれに躍動感あふれる作品の数々を楽しむことができる。なお当館では第24回以降の特選作品集を所蔵。

  • 『交通事故多発場所等の分析と防止対策図 平成26年』
    (岐阜県警察本部交通部編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4

    本書は県警が交通事故の実態を分析・検討した基礎資料。交通事故がよく発生する場所を抽出し、場所ごとに分析図を示し、あわせて道路環境と主な事故原因、発生した事故の種類や死傷者数、事故防止対策をまとめている。当館は昭和45,46,54-61年版と平成12年版以降を所蔵。

  • 『戦前、戦中、戦後、想い出記録 終戦五〇年』
    (串原村編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4

    本書は串原村(現・恵那市)が戦後50年の節目の年に村民から体験談等を集めた記録集。戦争を忘却せず後世に伝えたいという思いがあふれている。当館ではこうした各地の刊行物の収集につとめているが、約20年前に刊行された本書を所蔵していなかったため、この度収集した。

  • 『岐阜美少女図鑑 vol.12』
    (AIリクエスト編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4

    12冊目となる今回は「LOVE岐阜ラヴ」をテーマに、「岐阜東濃美少女図鑑」「岐阜西濃美少女図鑑」「飛騨高山美少女図鑑」の3刊を同時発行。高山の古い町並みや白川郷、セラミックパークMINO、大垣城や養老ランドなどを舞台に岐阜県出身のモデルを撮影。ヘアメイクや衣装も岐阜県内の企業が担当している。

  • 『「岡村利平生誕150年の集い」資料集』
    (国府史学会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4

    医者、政治家であり、また郷土史家として飛騨の郷土史研究に取り組んだ岡村利平。本書は国府町出身である彼の生誕150年を記念して行われたイベントで配布された資料集。写真や医者時代のエピソードを交えて岡村の生涯を振り返る。また、著作目録や考古資料目録も紹介。

  • 『きっずナビ 2014年版』
    (可児市・ゼンリン刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3

    本書は「マイナス10カ月からつなぐまなぶかかわる子育て」と副題にあるように、妊娠が分かってから小学校へあがるまでの子どもと家族をサポートする。可児市の子育てに関する行政情報が主だが、おむつ替えや沐浴の方法、予防接種一覧や応急手当、おでかけマップなど可児市在住でなくても役立つ情報も掲載。

  • 『羽島市の歴史・文化、見て歩き』
    (平井正春著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3

    著者は「郷土羽島市の歴史、文化をもう一度見直してみたい」という気持ちから、美濃路や輪中、平方勢獅子や佐吉大仏などの文化財、円空仏や古戦場など羽島市の各地を実際に見て歩く。巻末には「見て歩き地図」も掲載されており、実際に歩いてみるのも楽しいであろう。

  • 『写真で見る東白川村の今昔』
    (東白川村教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3

    ふるさとシリーズの8冊目。明治から昭和の時代に撮られた風景や建物の写真と現在の様子を対比して見ることができる。分校が倉庫や会社として活用されていたり分教場の跡地に老人憩いの家が建てられていたりと、その変遷も楽しめる。東白川村を訪れていなくても懐かしさと親しみを感じられる。

  • 『和紙の手帖』
    (わがみ堂編 全国手すき和紙連合会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3

    2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録された和紙。本書は25年ぶりの改定版。和紙の誕生から、原料、工法、強さや美しさの秘密、使われ方など50の質問に専門家が答えている。和紙の将来や、マンガ、プリントのような新しい使われ方についても紹介されている。

  • 『寿福 第11号』
    (下呂市シニアクラブ連合会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2

    クラブ・健康法・趣味の紹介ばかりでなく、「マッチ・ポンプ」などの現政権への危惧、亡くなられた方々への鎮魂の文、「バシー海峡」等の戦争体験などの感想や思い出も数多く寄せられている。それらは過去の郷土等と自分自身の貴重な体験を織り交ぜ、現在の世の在り様と照らし合わせている。そして、子や孫に守り伝えるべきものも明示されている。

  • 『ほらどの円空』
    (野村良賢原文 円空顕彰会洞戸発起人会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2

    高賀山信仰、山伏修験などが興隆した時々の奉納品が高賀神社に大切に遺されている。そうした環境で、洞戸の郷に大きな円空仏や円空ゆかりの品々も遺され守り続けられてきた。その郷土に暮らした人々の心を伝える円空紹介の本となっている。

  • 『恵那市市勢要覧 2014年度版』
    (恵那市まちづくり推進部総合政策課編 恵那市刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2

    市制10周年記念の要覧。「郷土を学ぶ」では、関連する動画のQRコードも掲載しながら、中学生の皆さんが案内するかたちで市内各地の魅力を紹介しているほか、市民グループの皆さん、特産品や郷土料理を紹介。巻末には10年間の市制年表等。

  • 『夏休みの詩と作文コンクール入賞作品集ぎふの子 平成26年度』
    (岐阜県小中学校長会編 岐阜県校長会館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2

    表題のコンクールは発行者が毎年刊行している『夏の友』の付帯事業として実施し、当初は翌年の『夏の友』に作品を掲載したが、昭和63年度からは作品集を刊行。本書はその最新版で今年度の入賞作品を収録。

  • 『平成25年における濃尾平野の地盤沈下の状況』
    (東海三県地盤沈下調査会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1

    東海三県の地盤沈下及び地下水位の状況、地盤沈下の観測・監視体制、地盤沈下対策の状況等についてまとめたもの。平成25年の沈下は安定してきているものの、巨大地震等に伴う高潮、洪水、内水氾濫の危険性が高く、監視と対策を継続する必要があることが報告されている。

  • 『大井町を知ろまいか!』
    (大井町まちづくり協議会歴史文化部会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1

    昔の絵図や写真に、地元の人たちが解説を加えた大井町の歴史記録集。馬が乗った渡し船や、開通した岩村電車の窓から身を乗り出す人などの写真に、当時のエピソードや思い出話が添えられ、親しみ深い記録集になっている。

  • 『国際交流の窓 平成25年度』
    (岐阜県国際交流センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1

    岐阜県の国際交流の概況を示した書。年1回発行されており、当館では平成5年度より所蔵。観光以外にも、農業や森林業、教育や福祉を目的として多くの国の人々が岐阜県を訪れていることが分かる。県内の国際交流団体一覧や語学講座、料理教室、スポーツ交流会など各市町村の国際交流事業も紹介。

  • 『奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学』
    (岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1

    2014年7月から8月に岐阜県博物館で開催された特別展の解説図録。催眠心理研究の福来友吉や、桑原俊郎、田中守平など県出身の霊術家、岐阜が発祥とされる口裂け女や、岐阜で目撃が最も多いとされるつちのこなど、「奇なるもの」にあふれた岐阜を感じることができる。

平成26(2014)年

  • 『木曽・飛騨川流域における総合的な治水対策プラン』
    (岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12

    平成19年度までに策定された「岐阜県新五流域総合治水対策プラン」(新五流総)が平成26年3月に改定されたが、本書はその改定版の1冊。木曽・飛騨川のほか揖斐川、長良川、土岐川、宮川の各流域別にまとめられている。岐阜県ウェブサイトでは改訂版のほか改定前のプランも掲載している。

  • 『加藤卓男展 オリエントと美濃を結んだ生涯』
    (多治見市美濃焼ミュージアム編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12

    本書は多治見市美濃焼ミュージアムで開催された特別展の図録。人間国宝・加藤卓男が制作した虹彩(ラスター彩)等の代表作だけでなく、イランなどで収集した陶器、愛用品、写真、日記なども紹介し、巻末には年譜も掲載。

  • 『遊民 Homo Ludens第10号』
    (遊民社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12

    「幻の国民生活学院」、「軍歌と軍国歌謡に見る十五年戦争」、「怪人・加藤唐九郎伝説」、「サダと二人の女」などを掲載。巻末には2010年の創刊号から10号までの歩みがあり、執筆同人の平均年齢が80歳とも記されている。戦争・昭和の語り部として、戦中・戦後の社会情勢から現在の在り様に警鐘を鳴らしている。

  • 『がん―古から未来へ―』
    (内藤記念くすり博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12

    古代から知られていた「がん」および、がん治療の歴史と今後の展望について、画像やデータを織り交ぜ32ページで簡潔に紹介されている。「がんになるのではとむやみに心配してストレスをためては、逆効果である。心の健康にも気を配るのが大切である。」との至言も見出せる。

  • 『くらしの薬草と漢方薬』
    (水野瑞夫/太田順康共著・新日本法規出版)掲載:『岐阜新聞』2014.11

    岐阜薬科大学で長年教鞭をとってきた水野氏と、岐阜市内で漢方薬局を経営してきた太田氏による、薬草と漢方薬の百科便覧。病気症状別に有効な薬草と漢方薬名が掲載され、薬草名と漢方薬名ごとの解説もある。薬学の知識のない一般人にもわかりやすい一冊。

  • 『地域に根づいて』
    (水谷圭三著・長森北公民館刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11

    岐阜市の「長森北公民館だより」に掲載されていたミニエッセイが、1冊の本になった。著者の水谷圭三氏は平成4年から24年まで20年間にわたって公民館主事として勤務し、公民館だよりを発行し続けてきた。折々の時事問題や流行ものなどが織り込まれ、20年間の風物録として楽しめる。

  • 『守一のいる場所』
    (熊谷守一著・求龍堂刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11

    平成26年9月5日から10月19日まで岐阜県美術館で開催された「熊谷守一展 守一のいる場所」の公式図録兼書籍。中津川市付知町出身の洋画家である熊谷守一のデッサン、油絵、水墨画や書、塑像などの図録の他に論文も2点掲載されており、展覧会を訪れた人も、そうでない人にも読み応えのある1冊。

  • 『いづみ会詩集 おかげさま 第一集〜第三集』
    (生き生きサロンいづみ会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11

    2014年3月に詩集を作ることを話し合い、8月までの半年ですでに3冊の詩集を刊行した白川町の「生き生きサロンいづみ会」。家族、日常、趣味などを題材につづられた詩は、自己主張や前向きで熱心な力、そしてユーモアにあふれている。

  • 『創作こより絵−手から生まれた物語−』
    (森田義夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10

    こより絵41点の作品は鮮やかであり、様々な手に託した「里山の景色は私の心の中にある」などと書かれた文言も大変印象的である。森林伐採作業に登場した初期のチェーンソーの振動により入院の日々を過ごし、その病を克服しようと自分にあった表現を求め続けた著者のたくましさと心の響きが伝わってくる。

  • 『戦争の記録(第36集)−伊深の日記−』
    (伊深親子文庫編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10

    戦時中の佐野家の父の記録を辿り、当時の人々のかかわり方や慎ましやかな暮らしを見つめる。この『戦争の記録』は当時の軍事郵便や日記などを題材にして、昭和54年から毎年刊行され、「世界中が平和に暮らせるように」との願いを込めて、近隣の小学校PTA等に配布されている。

  • 『とき窯元めぐり旅手帖』
    (土岐市ほか編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10

    土岐市内の窯元を紹介する小冊子。伝統工芸士として認定された陶芸家のほか、泉・土岐津、下石・妻木、駄知・濃南の各地区ごとに30以上の窯元を各窯元の当主と作品等の写真も掲載して紹介している。また、窯元以外にも美濃陶磁歴史館などの施設等も掲載されており、土岐市内で美濃焼を堪能する際に必携の1冊。

  • 『豊蔵志野 挑戦から創造へ』
    (荒川豊蔵資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10

    本書は荒川豊蔵資料館(可児市)の、平成26年7月現在の収蔵品図録。志野にテーマを絞って、豊蔵の作品や収集品を収録している。2014年は荒川豊蔵生誕120周年にあたり、同資料館では記念展を開催し、本書に収録された作品等の一部を展示(生誕120年の記念展は2014年10月13日まで)。

  • 『ちょっといい話 3』
    (瑞浪市人権施策推進ネットワーク会議編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9

    平成24年に発行されてから、毎年ページ数を増やしながら刊行されている。普段の挨拶、相手を思って発した一言、さりげない心配り、とっさにとった行動。ちょっとしたことが誰かの心にじんわりと残る。瑞浪の人々の温かさに触れ、心が和む小冊子。

  • 『若者が選ぶ岐阜の魅力的な会社100選』
    (G-net編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9

    「仕事の環境」「仕事が与える影響」「仕事観」の3つの選定基準で178名の学生が岐阜県内にある99社を選定。ウェブサイトでも情報提供をしているが、冊子版では30社を特集。学生が会社取材を行い、会社のこだわりや特徴を記事にしている。取材参加学生座談会や就職活動体験談などのコラムもある。

  • 『御触書写留帳・消息外 紫雲山真龍寺文書(一)』
    (野原敏彦著・紫雲山真龍寺 住職 浅野郁尚刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9

    岐阜市長良の真龍寺に秘蔵されていた古文書のうち江戸期の村方関係史料の一部を掲載。主として尾張藩からのお触れの写しである「御触書写留帳」等の古文書が、原文デジタル画像とその読み下し文で構成され、近世の地域資料として価値ある一冊。

  • 『歩 自死遺族の集い』
    (千の風の会・岐阜県精神保健福祉センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9

    平成21年1月に発足した、岐阜県自死遺族の会「千の風の会」、初の刊行物。発足の経緯と5年間の歩み、遺族の手記で構成され、会の活動内容とその意義がよく伝わってくる。家族の自死という衝撃に直面したとき、遺族の支えとなる会があることをぜひ知ってほしいと思う。

  • 『ぎふ精神保健福祉 2013 Vol.50』
    (岐阜県精神保健福祉協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8

    特集は「自死を考える(2)」と「機関誌Vol.50を記念して」。東尋坊でのパトロールを行い、多くの自殺企図者の命を救ったNPO法人心に響く文集編集局代表のゲートキーパー養成講座での講演録を掲載。

  • 『安八のつたえ話』
    (安八町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8

    平成13年11月号から町広報誌への連載が始まった「安八のむかし話」。現在も連載は続いているが、この本は平成26年4月までの150話をまとめた1冊。語り口調で綴られた昔話は懐かしい気持ちにさせてくれる。大洪水などの水害に苦しめられる一方、カッパやどち(スッポン)、みよ(かいつぶり)など水と密接に関わって生活する安八町ならではの話も。

  • 『岐阜県ふるさと教育実践集』
    (岐阜県教育委員会教育総務課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8

    県内で行われているふるさと教育に関する取り組みのうち、特に文化に関する実践の事例集。岐阜、西濃、美濃、可茂、東濃、飛騨の各地区から表彰を受けた学校や自治体の取り組みも紹介している。巻末には当館で開催された「ふるさと教育展」の様子も掲載。

  • 『岐阜工業高等専門学校紀要 第49号』
    (岐阜工業高等専門学校編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8

    本書は年1回発行の紀要。岐阜高専に限らず、県内の高等教育機関からは研究紀要等をご寄贈いただいて保存しているが、各機関の特色ある研究成果を知ることができる。県内の事物を研究主題としている論文もあり、本書にも「岐阜市真龍寺本堂の研究−現存本堂と真龍寺所蔵史料について−」が収録されている。

  • 『山岳白書 平成25年中の北アルプス登山者と遭難事故のまとめ』
    (岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会著・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7

    近年加熱する登山ブーム。岐阜県側から北アルプスへ向かう単独登山者数が過去最高となる一方で、遭難事故も過去最高を記録している。本書では平成25年度の事故状況とともに、救助に対しての思いが綴られた岐阜県警察山岳警備隊隊員の手記も掲載。

  • 『輪之内學研究(第3号)』
    (輪之内学研究会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7

    本書は平成24年4月に先人の足跡に学び、地域に内在する知的関心と活動への潜在力を集約する契機にと創刊された。第3号では、掘抜井戸を制限する株井戸制、農地改革に伴う地主小作階層の変貌、和算と森島簡斎、美濃派と各務支考など、多岐にわたる内容が盛り込まれている。

  • 『岐阜県食品安全行動基本計画 第3期』
    (岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7

    食物アレルギー、食品表示偽装など食に関する問題は我々の身近なところにある。食品の安全と安心を守るための「岐阜県食品安全行動基本計画」について、平成26年度からの第3期計画の各施策についての説明、消費者・食品関連事業者へのメッセージなどが記されている。

  • 『夕田茶臼山古墳範囲確認調査報告書(平成21〜24年度)』
    (富加町教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7

    昭和35年に富加村の史跡に指定されていた丘陵上の古墳が、4ヶ年の調査により、弥生墳丘墓との構造的親和性の強い県内最古級の前方後円墳であることが確認された。『かかみ野古代史紀行(平成25年度埋文歴史講座15)』と併せて読まれることをおすすめする。

  • 『第22回岐阜県文芸祭作品集』
    (岐阜県教育文化財団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6

    朝井リョウ、池井戸潤など岐阜県出身の作家の近年の活躍ぶりは周知のとおり。今年で22回目となる岐阜県文芸祭も盛り上がりをみせ、過去最高となる1,971名から3,707点もの作品が寄せられた。岐阜県内のあらゆる場所を舞台に、心あたたまる作品が描かれている。

  • 『若年層における交際相手からの暴力に関する調査報告書』
    (岐阜県環境生活部男女参画青少年課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6

    交際相手からの暴力、いわゆる「デートDV」について岐阜県内の高校生、大学生等5,000人を対象に調査。身体的暴力、性的暴力に比べて精神的暴力の認識が低いことなどが分かる。資料として啓発用チラシ、岐阜県における相談窓口の案内も掲載。

  • 『9月28日を忘れない』
    (国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6

    平成25年9月28日開催の豪雨災害30年事業記録集。当日の体験談・基調講演・座談会の内容を写真や図表を用いて紹介している。また、各市町で実施されたパネル展示の様子やパネルの内容も掲載。当日資料『自然に学び、自然に備える 近年の豪雨災害記録集』も当館で所蔵。

  • 『自然をいかした飛騨の農業』
    (飛騨農林事務所ほか編、飛騨農業振興会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6

    本書は主に飛騨地域の児童に配布されている副読本で、1994年から毎年刊行。飛騨の農業の歴史や稲作、野菜、果樹、畜産など主な農作物等を紹介している。当館ではこうした副読本も収集し、一部を「ふるさと教育常設展」として展示している。

  • 『FHJ岐阜 51(2013年度版)』
    (益田清風高等学校家庭クラブ編 岐阜県高等学校家庭クラブ連盟刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5

    岐阜県は都道府県単位の家庭クラブ連盟が最も早く発足した県の一つで1950年に発足している。本書は年1回発行される報告書で、研究発表大会など県内での活動報告の他、全国コンクールで入賞した研究報告等も掲載。当館では第32号から所蔵。

  • 『あたたかさいっぱい Vol.8』
    (岐阜県社会福祉協議会,岐阜県セルプ支援センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5

    本書は岐阜県内の福祉施設・事業所で作られたさまざまな授産製品を、岐阜・西濃・中濃・東濃・飛騨の各地域別に紹介する小冊子。購入方法等の説明の他、巻末の会員施設一覧には各施設の所在地や電話番号等を掲載している。(PDF版を岐阜県社会福祉協議会ウェブサイトで公開)

  • 『昏迷の終末期医療』
    (岐阜リビング・ウィルのあり方を考える会編著 岐阜新聞社刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5

    平成22年に発足した同会が、これまでに実施した8回の研究会の講演内容を中心に主に医療側の視点で書かれた1冊。特に尊厳死をめぐる事件に直接関わった医師の報告をもとに、終末期医療における意思決定のあり方を考える。

  • 『飛騨・美濃じまん白書 平成25年度版』
    (岐阜県観光交流推進局編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5

    岐阜県の観光について、前年度(24年度)の統計調査結果と、県の取組状況を掲載。観光統計では、入込客数、観光客内訳、外国人宿泊客数、経済波及効果額(推計)などの基礎的データを収録。取組状況では、6つのプロジェクトの取組状況が報告されている。

  • 『郡上組寺院めぐり 浄土真宗本願寺派』
    (郡上組門徒総代会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4

    親鸞聖人750回大遠忌法要を記念し、昨年作成された資料を今回ご寄贈いただいた。郡上市内の浄土真宗本願寺派寺院の沿革と寺のカラー写真等が掲載されている。参拝できる宝物(寺宝)も紹介されており、郡上市を訪れる際にぜひ参照したい1冊。

  • 『岐阜県昆虫目録1』
    (岐阜県昆虫分布研究会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4

    日本列島のちょうど真ん中に位置する岐阜県では、多様な気候や植生を背景に豊かな昆虫相が形成されている。およそ5年の歳月をかけて完成した本書は、トンボ目・シリアゲムシ目・ハチ目・チョウ目(蝶類)の岐阜県における生息地などを収録している。巻末には種名索引もついている。

  • 『玉賢三の仕事 絵師・図案家』
    (山本純一広告製作所編・デザイン玉賢三デザイン室刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4

    見てみたくなる、行ってみたくなる思いは何処から生まれるのだろう。中央での活躍を夢みながらも、ふるさと高山で描き続けて60年。節目の年に作品集が出版された。祭、街並み、催しと彼のポスターを見るとなぜか訪ねてみたくなるのである。

  • 『羽島市の円空仏写真集』
    (鈴木祥之・加藤奨編 羽島市円空顕彰会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4

    新幹線岐阜羽島駅に立つと、高さ8mの円空仏のモニュメントが出迎える。羽島市は円空生誕の地とされ、生涯に12万体の仏像を彫ったといわれる。荒削りな作風と慈悲に満ちた尊顔は、今も人々の心を惹きつける。今回、市内にある全ての円空仏を集めた写真集ができ上がった。

平成25(2013)年

  • 『弥七田織部展』
    (可児郷土歴史館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4

    可児市の弥七田窯で生産されたとされる独特な作風の織部は「弥七田織部」と呼ばれている。可児市では市制施行30周年を記念して、この「弥七田織部」を取り上げた特別展をこのたび開催した。本書はその図録であり、可児市のやきもの文化の一端を伝える一冊となっている。

  • 『水質試験年報 平成23年度』
    (岐阜県東部広域水道事務所水質検査課編、岐阜県都市建築部水道企業課)掲載:『岐阜新聞』2013.4

    岐阜県営水道の水質検査結果等をまとめたもの。毎年刊行されており、当館では平成10年度分から所蔵。定期的な水質試験結果のほか、巻末には局所的集中豪雨による濁度の上昇と強い木材臭への対応など、研究発表大会での報告等も掲載している。

  • 『郷土のために骨身を惜しまなかった 渋谷代衛さん』
    (養老町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4

    岐阜県最初の県営養老公園の整備を始めとして、治水工事や学校教育の推進など私財を投げうって郷土の発展に尽くした養老町の偉人、渋谷代衛の業績や人となりを家族が記した逸話を交えながら顕彰している。

  • 『ぎふ清流国体ぎふ清流大会2012 GRAPHIC』
    (岐阜新聞社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4

    第67回国民体育大会・第12回全国障害者スポーツ大会が岐阜の地で開催された。競技に立ち向かう鋭いまなざし、躍動する体、そして勝利の喜びとアスリート達の一挙一動を巧みなカメラワークでとらえた記録写真集である。読者は県内を駆け抜けた炬火リレーとともにあの日の興奮に再び浸ることができよう。

  • 『阿寺断層 活断層のわかったこと・わからないこと 第16回企画展解説書』
    (大林達生編、中津川市鉱物博物館)掲載:『岐阜新聞』2013.3

    中津川市鉱物博物館で今年度7月から12月にかけて開催された企画展の解説書。阿寺断層は中津川市の南東部の神坂付近から北部の加子母を縦断する大規模な活断層である。これまでの活動や今後発生する地震の可能性、周辺の地質などについて解説している。

  • 『歴史掘りおこし読本 第3巻』
    (歴史掘りおこし委員会編・城下町ホットいわむら)掲載:『岐阜新聞』2013.3

    岩村町のまちづくり団体・ホット岩村と歴史掘りおこし委員会が中心となり、平成20年から発行されている歴史読本。岩村城や岩村町ゆかりの人物など、数多くのできごとが発掘され、深く考察されている。

  • 『守屋多々志の世界』
    (大垣市守屋多々志美術館著、大垣市ほか)掲載:『岐阜新聞』2013.3

    大垣市で平成24年9月15日〜10月21日に開催された展覧会「―生誕100年記念―守屋多々志の世界」の図録。多々志の家族が思い出を書いている。

  • 『可茂地域にある木曽川水力の歴史 〜国指定重要文化財・近代化産業遺産の旧八百津発電所を中心に〜』
    (和田義昭編、八百津町教育委員会発電所資料収集展示研究会)掲載:『岐阜新聞』2013.3

    八百津町を流れる木曽川の水力を活用して造られた木曽川発電所(大正6年に「八百津発電所」と改名)の建設は明治に遡る。その後、電力需要のために建設が計画された丸山発電所は建設当時の昭和18年は、日本最大の発電所であった。本書は、明治・大正・昭和時代の木曽川水力の歴史を物語る貴重な資料である。

  • 『櫻堂薬師一二〇〇年展 特別展』
    (瑞浪市陶磁資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.2

    櫻堂薬師は瑞浪市土岐町桜堂地区(旧土岐郡神箆村)に所在し、弘仁3年(812)に瑞櫻山法妙寺として創建したとされている。本書は平成24年11月3日から12月16日にかけて瑞浪市陶磁資料館で開催された特別展の図録である。

  • 『第67回国民体育大会ライフル射撃競技会ミニプログラム』
    (ぎふ清流国体美濃白川実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.2

    ぎふ清流国体のライフル射撃競技場で配付されたプログラム。本書に限らず、国体推進局から関係資料の提供を受けたほか、様々な資料をご寄贈いただいており、ぎふ清流国体関係資料が充実しつつある。各実行委員会および関係者の皆様のご理解・ご協力に感謝申し上げたい。

  • 『続 逆境こそが知恵を生む』
    (高木武彦著、ケイ・クリエイト)掲載:『岐阜新聞』2013.2

    平成18年に出版されたものの続編である。難問解決法の出発点は冷静な現状分析と発想の転換だとし、商売で生き抜く知恵を自身の経験に基づいて、具体的に述べている。

  • 『特別展 飛騨・美濃の信仰と造形−古代・中世の遺産−』
    (守屋靖裕編、岐阜県博物館)掲載:『岐阜新聞』2013.2

    平成24年9月21日(金)から10月28日(日)まで、岐阜県博物館において開催された特別展の図録である。岐阜県は地理的・歴史的な 多様性からひと括りにできない文化をもつ。そこで、5つの地域に分け、各地域で展開された信仰と造形について、良質の画像とともに作品の時代背景・制作過程にも踏み込んだ解説を加えている。

  • 『実態調査と体験から家庭団欒を育てる素材の宅配』
    (和田秀夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1

    小学6年生の家庭生活実態調査を行い分析し、家庭学習や通塾、ゲームに時間を取られて家族の団欒の時間があまりない実態を歎き、自身は子ども中心の団欒の家を生活の基盤にし、現在地に安らぎの生活を展開してきた。102歳の著者が醸し出す愛情あふれる文章に心洗われるようである。

  • 『郡上学 7』
    (郡上市)掲載:『岐阜新聞』2013.1

    郡上学総合講座の第5回「美並高原の筏流し〜筏流しの歴史・誕生〜」、第6回「円空を育てた山と川〜修験僧円空の生涯と、その足跡を訪ねる〜」を収録したもの。今回は、美並で開催され、美並在住の方が講演している。講演の口調のまま収録しているので、非常に読みやすい。

  • 『岐阜、染と織の匠たち人間国宝三人展』
    (岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1

    岐阜県出身の人間国宝、山田貢(友禅)、宗廣力三(紬縞織・洋織)、土屋順(紋紗)の代表作が、平成24年9月から11月にかけて岐阜県博物館で一同に会した。本書はその図録である。本人や関係者からの聞き書きも掲載されており、作品と同時にその人となりを知ることができる。

  • 『金幣社八王子神社 岐阜県指定文化財』
    (恵那市明智町金幣社八王子神社社務所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1

    恵那市明智町にある金幣社八王子神社の保存修理事業が平成24年9月に竣工した。本書は修理の様子、本殿・彫刻の彩色復元予想図等がカラー写真で掲載されており、改修の様子がよくわかる。天暦3年(949年)から続く、八王子神社の歴史・縁起も収録されている。

平成24(2012)年

  • 『東海農林水産統計年報 第58次(平成22〜23年)』
    (東海農政局統計部ほか編、東海農政局統計部)掲載:『岐阜新聞』2012.12

    農林水産省が実施した各種調査結果を中心に収録。昭和29年、農林水産業の基礎資料として『岐阜農林統計年報』を創刊以来、書名や収録範囲を変えつつ毎年刊行(当館では創刊から全て所蔵)。本書の内容は東海農政局ウェブサイトでも公開中。

  • 『ぎふ交通統計 平成23年』
    (岐阜県警察本部交通部編、岐阜県警察本部)掲載:『岐阜新聞』2012.12.

    岐阜県内で発生した交通事故、運転免許、交通規制などの実態をまとめた一冊。毎年発行されているが、交通事故発生状況については本書が刊行され始めた昭和27年から昨年までの統計を掲載する等、この1冊で過去の状況もある程度把握できる。(当館では昭和37年版から所蔵)

  • 『恵奈の地名由来と恵那雑巾』
    (山内和幸著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.12

    現在の中津川市と恵那市とはいずれもかつて恵那郡であった。恵那という地名から始まり、合併前の市町村と字の地名由来を解説している。また、今では使われることも少なくなった、この地方の気質を表す言葉「恵那雑巾」についての意識調査等の結果を掲載している。

  • 『岐阜県鳥類目録 2012』
    (日本野鳥の会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.12

    14年ぶりに岐阜県全域の鳥類目録の改訂がなされた。前回発行以後の発見種や過去の目録の再検討により、これまでの最大となる306種を載せている。なお、巻頭の201種のカラー写真は、身近で見かける鳥の名前を知りたい者にとって、格好の手引となっている。

  • 『湯屋小学校・小坂小学校 閉校記念誌』
    (閉校記念部会編、小坂地域小学校統合委員会)掲載:『岐阜新聞』2012.11

    平成24年3月をもって閉校した両校の記念誌。現在は統合し、新しく下呂市立小坂小学校としてスタートしている。学校沿革史、回顧録、卒業写真(昭和22年度〜平成23年度)、閉校までの経緯などが掲載されている。

  • 『美濃・飛騨 味への郷愁』
    (道下淳著、岐阜文芸社)掲載:『岐阜新聞』2012.11

    今年の6月に死去した、郷土史家・エッセイストの道下淳氏による岐阜の食に関するエッセイ。「月刊ぎふ」に連載していた原稿を1冊にまとめたもの。小説、日記、紀行文など様々な文献に登場する岐阜の食べ物が、著者の思い出とともに紹介されている。岐阜県の食文化のルーツや変遷を知ることができる。

  • 『名画パレード展 岐阜県美術館コレクション』
    (富山県立近代美術館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.11

    本冊子は富山県立近代美術館で開催された「富山・岐阜交流の日」記念事業「名画パレード展」の図録である。日本画、洋画、岐阜県の代表的な収集画ルドンの作品、ルドン周辺の画家たちの作品と4部で構成されている。

  • 『館蔵品図録 和傘 資料選集』
    (岐阜市歴史博物館著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.11

    岐阜市の伝統工芸として名高い岐阜和傘。寛永6年(1629年)松平光重が加納藩に移封の際、傘屋を伴って来たのに始まると言われている。その後、加納藩では、傘を特産品として藩財政安定化のための専売制を強化してきた。そんな傘の作り方を江戸時代の絵図で紹介し、蛇の目傘、番傘、切継ぎ等に分けて解説し代表的な傘を紹介しているのが興味深い。

  • 『ぎふ農業農村整備アクションプラン』
    (岐阜県農政部農村振興課・農地整備課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10

    本書は平成23年度に策定された「ぎふ農業・農村基本計画」における基盤整備部門の具体的な事業展開を示すものとして策定された。平成23年度から平成27年度の5年間の取り組みが示されている。

  • 『乳幼児ホームまりあ 10年のあゆみ』
    (日本児童育成園乳幼児ホームまりあ編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10

    戦後の児童福祉法により、日本児童育成園は養護施設として位置づけられ乳児院と分離されたが、1990年代に再び併設に向けての運動が行われ、乳幼児ホームまりあは誕生した。設立・運営に携わった職員、里親になった人々など、様々な立場から乳幼児ホームまりあに対する思いや歴史が語られている。

  • 『放射性物質拡散シミュレーション結果について』
    (岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10

    平成23年11月〜平成24年9月にかけて実施した放射性物質拡散想定調査の結果をまとめた報告書。本県に最も近い敦賀発電所の位置で、福島第一原発事故と同様の放射性物質放出があった場合を想定している。(岐阜県ウェブサイトで公開しており、ダウンロードできる。)

  • 『子供の大垣志』
    (大垣市内小学校地理歴史研究部編、大垣市文化財保護協会復刻)掲載:『岐阜新聞』2012.10

    本書は昭和5(1930)年が初版、昭和58(1983)年に大垣青年会議所が脚注を付けた復刻版を再発行したもの。「郷土を愛し、郷土に親しみ、郷土の発展を思う者は、先ず郷土を理解せねばなりません」の一文から始まり、歴史や産業、郷土の先賢を紹介している。

  • 『ふるさと芥見』
    (松田千晴著、岐阜市・芥見まちづくり協議会)掲載:『岐阜新聞』2012.9

    創立140周年を迎える岐阜市立芥見小学校の沿革史。学校の歴史を中心に芥見地区の古代から現代までの歴史等も網羅している。学校が所蔵する『芥見誌』等、幅広い資料から出来事等をつぶさに拾っており、芥見地区における、今後のふるさと教育にも欠かせない一冊となっている。

  • 『歩きたい道たじみ ウォーキングコース100選マップ』
    (多治見市健康づくり推進員ほか編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.9

    多治見市のウォーキングコースガイドの最新版。100コース全てについて、見どころの写真を加えて紹介している。秋に紅葉を楽しめるコースにはモミジのマークをつける等、目次を見るだけでコースの特徴が分かるようにしてあり、健康づくりだけでなく市内観光の参考にもなる。

  • 『亦奇録 小原鉄心『亦奇録』現代語版』
    (小原鉄心著、横山正訳・注、鉄心会)掲載:『岐阜新聞』2012.9

    慶応二年(1866)に大垣藩の小原鉄心が、配下の大垣藩士たちと江戸に向かい、藩の江戸屋敷に滞在後、帰着するまでの約三ヵ月間の日録。鉄心没後140年を迎えるに当たり、鉄心会がその現代語版を作成した。鉄心の交友関係や当時の暮らしぶりが垣間見え、大変興味深い。

  • 『写真でたどる木曽三川いまむかし』
    (久保田稔・中村義秋著、風媒社)掲載:『岐阜新聞』2012.9

    出版された多くの写真集、市町村史などから川に関する写真を集め、現在と比較しながら、土地にまつわる物語を記した1冊。島崎藤村が命名した弥栄橋、地震で発生した高富の地震湖、薄墨桜の復活等、木曽三川流域の歴史を写真とともに振り返る。

  • 『岐阜県博物館調査研究報告 第33号』
    (岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8

    博物館職員による研究論文を収録(年刊)。「岐阜県における鉄道網の形成と未成線・廃線について」では明治期から現代までの県内における鉄道網の形成を年表や図で整理・解説しているほか、実際には敷設されなかった未成線をリスト化している。

  • 『番号の付されたやきもの 戦時下の瑞浪窯業生産』
    (瑞浪市陶磁資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8

    瑞浪市陶磁器資料館で昨秋開催された企画展の図録。第二次世界大戦中の経済統制下、「生産者識別番号(統制番号)」が付された陶磁器のうち、特に瑞浪市域の製品を取り上げている。同時期の陶磁器生産を象徴する代用品や国民食器についても解説。なお、代用品については同館の『研究紀要 第14号』にも論考がある。

  • 『米野の戦いリテラシー』
    (高橋恒美著、岐阜新聞情報センター)掲載:『岐阜新聞』2012.8

    関ケ原の戦いの1ヶ月ほど前に、現在の笠松、岐南、各務原を戦場として東軍西軍が激突した。この「米野の戦い」は関ヶ原の戦いの単なる前哨戦ではなく、その後の戦いを決定づけるものだったと著者は指摘する。合戦の様子、関係人物、史跡について詳しく解説している。

  • 『下田歌子賞受賞作品集 第9回』
    (恵那市先人顕彰事業「下田歌子賞」実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8

    旧岩村町(現・恵那市岩村町)出身の教育者・下田歌子の生誕150年を記念し設けられた下田歌子賞。平成23年は短歌の部「絆」、エッセイの部「先人に学ぶ」を主題に募集を行った。小学生から一般まで、全国各地から応募があり、世代・地域を超えた作品集となっている。

  • 『東海地区学校図書館研究大会(大垣大会)研究集録 第35回 2011』
    (東海地区学校図書館研究大会紀要収録編集委員編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.7

    2011年8月4、5日に開催された愛知、三重、静岡、岐阜の学校図書館関係者が集う大会の記録。分科会では28の研究・提案が行われ、県内からは小中学校・高等学校7校と大垣市立図書館が発表している。

  • 『没後50年 津田左右吉展展示図録』
    (早稲田大学編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.7

    津田左右吉の出身地である美濃加茂市と早稲田大学が共催した企画展の図録。前半は日記や草稿などの展示資料の紹介、後半は早川万年岐阜大学教授などからの特別寄稿が掲載されている(企画展は2011年10月15日〜12月4日早稲田大学、12月17日〜2012年3月4日美濃加茂市市民ミュージアムにて開催)。

  • 『俳句の授業をたのしく深く』
    (西田拓郎・高木恵理著、東洋館出版社)掲載:『岐阜新聞』2012.7

    県内の小中学校教諭による俳句指導の手引書。小学校低学年から中学生までを対照とし、具体的な指導方法や実際に使えるワークシートを掲載している。前作『たのしい俳句の授業』(岐阜県図書館所蔵)と併せて活用することにより、一層の効果が期待できる1冊。

  • 『ふるさとの民話 5』
    (ふるさと創作絵本作成実行委員会編、飛騨市教育委員会)掲載:『岐阜新聞』2012.7

    飛騨市が目指す「子育て環境日本一」の一環として企画・編集されたふるさとの民話絵本。平成20年に第1集が出版され、今回は第5集目となる。獅子舞、河童、地名の由来など、古川・神岡・河合・宮川の各地に伝わる民話が絵本になっている。

  • 『岐阜県障がい者福祉の手引 平成23年度版』
    (岐阜県健康福祉部障害福祉課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6

    障がいを持っている人が受けることのできる福祉サービスや制度の内容、利用方法についての概略を説明した資料。目の不自由な人も活用できるよう、音声コードもついている。

  • 『中野方町坂折の棚田 文化的景観調査報告書』
    (恵那市教育員会文化課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6

    恵那市の北西部に位置する坂折棚田は、江戸時代から築かれてきた石積みの棚田で「日本の棚田100選」にも認定されている。本書は、棚田の保存と活用に必要な基礎資料の収集を目的とした、坂折地区の自然・歴史・生活等に関する調査報告書。住民・恵那市・学識経験者などの様々な立場の人が、坂折の棚田の保存と活用に一体となって取り組んでいる。

  • 『ぎふ・ことばの研究ノート11 岐阜県方言辞典Tア〜コ』
    (山田敏弘著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6

    岐阜県の方言語彙を網羅した辞典の1巻目。90タイトル以上の郡市町村史を参照して方言集等から語彙を採録したほか、「カド・ケド」「ケッタ」など方言集等には見られない比較的新しい方言についても収録している。次巻の発行が待ち遠しい(今年度中に発行予定)。

  • 『高山城下町絵図 江戸〜昭和時代』
    (高山市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6

    高山城下町地区の絵図・地図64点を年代順に収録。図集と解説書の2冊構成で、図集は大型(見開きにするとA2サイズ)・フルカラーとなっており、絵図・地図上の細かな記述も読み取ることができる。高山の歴史を次世代に伝えたいという作り手の熱意が込められた一冊。

  • 『岐阜から生物多様性を考える』
    (小見山章監修・岐阜新聞社)掲載:『岐阜新聞』2012.5

    誰もが、動植物や環境を含む豊かな自然を願っているものの、「生物多様性」という言葉のとらえは人によって大きく違っている。本書は、岐阜の地に学ぶ研究者たちが、人間と生物と環境について、実際に歩いてこつこつと調べた結果をまとめたものであり、4回にわたって開かれた「岐阜から生物多様性を考える研究会」の成果である。

  • 『特別展円空 こころを刻む』
    (埼玉県立歴史と民俗の博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.5

    日本全国を放浪し数多くの仏像を作った僧、円空が埼玉の地に残した作品を中心に開催された特別展の図録集。仏像の口元に歯が作られていて笑いを表現した作品や、他の仏像では見られない雲文(うんもん)を掘り出している作品など、円空の特徴的な仏像が紹介されている。

  • 『家族の絆 愛の詩3』
    (岐阜県養老町著、大巧社)掲載:『岐阜新聞』2012.5

    養老町が募集している「家族の絆 愛の詩」シリーズ12回目の入賞作品をまとめたもの。亡くなった祖父へ、おこりんぼうの母へ、いつも遊んでくれる兄へ、家族への思いがこもった作品ばかりである。

  • 『今渡街道』
    (多治見市史窯業資料編を読む会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.5

    今渡街道は、美濃焼が多治見から木曽川の野市場湊まで輸送されたことにより名付けられた。その後は、船で桑名まで運ばれ、さらに江戸や大坂に運ばれていったという。本書は、考古学、歴史史料、民俗、美濃焼製造者など、多義にわたる分野のメンバーが、この流通の流れに興味を持ち、美濃焼輸送の痕跡をたどりながら調べた成果をまとめたものである。

  • 『岐阜県賃金資料 平成24年版(2012年版)』
    (岐阜県経営者協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4

    会員企業を対象にした人事・労務に関する調査結果に、他団体・行政が実施した同様の調査結果を加えた、人事・労務に関するデータ集。年収、賞与、初任給等について、学歴・年齢・業種別に調査がされている。各データがグラフ等で比較されており、わかりやすい。

  • 『未来につなぐ心の糧 第6回』
    (未来につなぐ心の糧作品公募事業実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4

    主催は北方町。第6回目となる平成23年度は、子どもの部は「夢」、一般の部は「生きがい」というテーマで作文とアートの募集が行われた。今年は国内外から2,878点と、過去最高の応募があった。

  • 『白川郷荻町集落40年のあゆみ』
    (白川郷荻町集落の自然環境を守る会編、白川村教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4

    保存の三原則を定め、合掌造り集落を守り続けている会の結成40周年記念誌。集落の保全運動については『白川村史 中巻』等にも詳しいが、住民の皆さんの心意気が受け継がれてきたからこそ、集落が今に残り世界遺産登録へとつながったことを、本書で改めて確認できる。

  • 『平成22年度 市町村財政の状況 地方公営企業編』
    (岐阜県総合企画部市町村課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4

    県内市町村における地方公営企業の決算状況等を企業別・市町村別に集計している資料。当館では昭和44年度分から所蔵しており、過去のデータも閲覧できる。(ただし欠号あり。平成6年度分までのタイトルは『市町村地方公営企業決算の状況』。)

  • 『恵那の蚕糸業のあゆみ』
    (恵那シルクの会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3

    野麦峠を歩いた飛騨女工たちが中央線の汽車を利用し、坂下駅が賑わったこと、秋蚕種の製造で全国有数の蚕種製造地であったことなど、恵那地方は戦前から養蚕と深く関わっていた。戦後は、県下でも有数の養蚕・製糸業が盛んな地域となったが、社会情勢の変化の中で、蚕糸業は衰退していった。本書は、その歴史を詳細にまとめたもの。かつて日本の産業の中心であった繊維工業の一端を垣間見ることのできる貴重な資料。

  • 『大垣地域在宅医療マップ』
    (在宅医療マップ作成部会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3

    大垣市の医師・歯科医師・薬剤師・訪問看護士・介護サービス従事者などが連携し、作成した、在宅医療マップ。各機関の提供するサービスがわかりやすく一覧表になっている。

  • 『岐阜県陶磁器試験場の100年展』
    (岐阜県セラミックス研究所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3

    人間国宝の加藤土師萌・加藤孝造を輩出した、岐阜セラミックス研究所の創立100周年の展覧会図録。研究所が保有している2500点以上の陶磁器作品の中から、厳選された190点の展示作品が掲載されている。

  • 『西黒野 小里氏の歴史』
    (西黒野小里会刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3

    「西黒野村舊記」の発見により、西黒野小里氏の歴史は初代頼久が西黒野村に居を構えた時から始まったことが、明らかになった。本書は、清和源氏から土岐郡小里氏誕生までを前半に、大野郡西黒野村における小里一族を後半にまとめたものである。中世から近世にかけて、この一族がどのような歴史を紡いできたのか、新鮮な視点から考えさせてくれる書となっている。

  • 『郷土の武将 竹中半兵衛』
    (タルイピアセンター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2

    「第46回タルイピアセンター企画展」の図録。名軍師竹中半兵衛の一生を「出生と菩提山城」「稲葉山奪取」「近江時代と秀吉」「黒田家と半兵衛」「三木陣中に死す」「英雄再び」の6項目に分け、実資料に即して紹介している。巻末には年表が付されている。

  • 『豊臣方落人の隠れ里 市政・伊東家日誌による飯地の歴史』
    (伊東祐朔著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2

    豊臣家の家臣であったがゆえに、徳川幕府の目を逃れて、この山深い飯地(恵那市)に移り住んだ伊東家。第14代当主により、伊東家に伝わる日誌を元に、その家系の歴史をからめ合わせながら書かれた、飯地の歴史である。

  • 『心 No.500別冊』
    (社会福祉法人岐阜アソシア編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2

    岐阜アソシアで活動する音訳ボランティアの皆さんのグループ「はもんの会」は、1970年に機関誌「心」を創刊、このたび500号目を迎えた。本書はその創刊号や100号ごとの記念号を復刻した別冊で、1970年から現在までの岐阜アソシアやはもんの会の歴史も年表にまとめられている。

  • 『高校物理雑記帳』
    (村田憲治著 、工学社)掲載:『岐阜新聞』2012.2

    岐阜高校で教鞭をとるかたわら、「岐阜物理サークル」でも活動している著者が、これまでの実践してきた工作や実験を紹介したアイデア集。手に入りやすい材料を使った「工作や遊びのネタ」、物理学にふれる「授業と実験のネタ帳」の2部構成で、イラストで分かりやすく図解している。物理学を身近に感じられる一冊。

  • 『養老町が生んだ国学者 田中道麿さん』
    (田中道麿翁顕彰会・養老町教育委員会発行刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1

    江戸時代中ごろ、本居宣長により国学は大きく発展した。同じ時期、養老町に生まれた田中道麿は、数奇な運命を辿る中、名古屋で国学研究の塾を開き、講筵に連なる人が300人を超えるまでになった。その後、宣長と万葉集についての質疑を行い、やがて宣長の主催する鈴屋門に入門、更なる国学の研鑽に励んだ。本書は、希少な資料から、足跡をまとめたものである。

  • 『恵那山 その地質と成り立ち』
    (大林達生編、中津川市鉱物博物館刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1

    オープン13年目を迎えた中津川市鉱物博物館の企画展の解説書。恵那山の成り立ちからそこに生えている植物などを紹介している。

  • 『人・地域・自然が調和した交流都市』
    (恵那市役所編・刊)掲載:『岐阜新聞』

    「人口減少対策プロジェクト」「長期財政計画プロジェクト」を重点施策とした「恵那市総合計画後期計画」の計画書。「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」で構成されている。

  • 『人間国宝土屋順紀紋紗−美濃を織る』
    (関市教育委員会発行著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1

    1945年に関市で生まれた土屋順紀は、紋紗に絣の技法を融合させた独自の織物を創作した。瑞々しい色糸で繊細に織りなされた格調高い紋紗織は高い評価を得、2010年には、国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に選ばれている。本書は、2011年に関市立篠田桃紅美術空間で開催された展覧会のパンフレットとして製作されたものである。製作過程もよく分かるように構成された冊子となっている。

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